Interview
花川区長へのインタビュー
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インタビュー企画@花川区長に聞く

(語り手:花川與惣太区長  聞き手:戸枝大幸)

就任以来、随所に独自色を出し、23区で施策一番を目指すと意気軒昂な花川與惣太区長。4月には区議会議員選挙と共に行われる区長改選を控え、次の一手が待ち望まれています。
そこで、この四年間を振り返るのと同時に、今後の施策方針、考え方について、戸枝が特に力を入れている分野を中心に花川区長にインタビューを行いました。ここではその模様の抜粋をお届けします。

 

戸枝:本年もお疲れ様でした。花川区長が就任されてから、春には四年になります。民間出身の区長として、区民の目線で施策を行っている姿勢を評価する声をよく耳にしますが、この四年間のいろいろなご苦労も含めてご感想を頂けますか。

花川区長:無我夢中で走り続け、あっという間に四年目になってしまった、と感じています。7つの公約を掲げ区長に就任いたしましたが、戸枝さんを始め、多くの皆さんに支えられて、それぞれの分野で一定の成果をあげて来られたと思っています。
区民の目線で、区民が主役の区政を推進し、区民と一緒に汗をかいてきたことが実を結んできたと感じています。

会場受付付近

戸枝:花川区長が仰るように、いくつかの成果と共に、北区のイメージも変わってきたように思います。 施策がマスコミ等で好意的に紹介されることも増えました。
そこで、これからの施策で取り組んでいかなければならないのは高齢者福祉対策。
ご存じのように北区は高齢化率が23区中で第2位。依然として深刻です。
特別養護老人ホームの整備も引き続き必要ですし、認知症対策、その他にも健康に元気で過ごせるようにする施策の充実が望まれますが、この辺りの見通しをお聞かせ下さい。

花川区長:北区では、33万人健康づくり大作戦として区民主体の健康づくりを推進してまいりました。「さくらウォーク」や「さくら体操」そして、健康づくりグループの活動、着実に健康づくりが定着してきたことを感じています。
また、介護予防事業を重点的に推進すると共に、高齢者が今までの経験や技術を地域で活かしていただくための取り組みをすすめてまいります。
特別養護老人ホームは、戸枝さんにもご尽力頂きましたように、2008年度に西ヶ原の東京外語大跡地で開設予定であり、4月に浮間で開設します。
高齢者の皆さんがいつまでも元気で活き活きと地域で活躍できる環境づくりを進め「住んで良かった」と思っていただける北区にしてまいりたい、と考えています。

戸枝:これからも、末永く安心できる北区と言われるような施策展開を期待したいです。
高齢化対策と並んで少子化対策も重要です。 区長の肝いりで、子ども医療費助成制度や、教育先進都市への取り組みなど精力的な施策展開がなされていますが、いずれは、子育てなら北区!と誰からも言われるようになるのが理想です。
少子化に対応するために、子育て支援とファミリー層への配慮がさらに重要になると思いますが、今後の抱負についてお考えをお聞かせ願えますか。

福岡政行先生

戸枝大幸

花川区長:中学3年生まで医療費が無料になる「子ども医療費助成制度」は全国の先鞭をつけ、多くの子育て世帯から喜ばれています。
また、子どもへの虐待や子育ての不安が社会問題になっていることから、相談機能の充実など、地域で子どもを見守り育てる施策が重要と考えています。
さらに、保育園や学童クラブの待機児ゼロ作戦や、教育先進都市への取り組みなどを通じ「子育てするなら北区が一番」との評価を確かなものにするとともに、住宅対策にも取り組み、ファミリー層から選ばれる北区にして参りたいと考えています。

戸枝:この分野は、私の世代に直結する問題でもあるので、これからも区長に積極的に提言を重ねていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。

花川区長:戸枝さんの若い感覚は、これからも北区政にとって必要な視点です。活躍を大いに期待しています。

戸枝:私もそうなのですが、区長にとっても2007年は新たな挑戦の年となります。北区の未来を考える姿勢は同じだと思いますので、一緒にがんばって参りたいと決意しております。 本日はお時間頂き、ありがとうございました。【了】

【06年12月収録 於区長室】

 

 


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